参拝の記録・記憶 水神社(車折神社末社)【京都の龍神祭祀社】 鎮座地:京都市右京区嵯峨朝日町 (最寄り駅:嵐電嵐山本線「車折神社」駅) 裏参道から境内を抜けて表参道の鳥居を出てすぐ。 水神社(龍神様) S01 昔、大堰川がこの近くまで流れていた頃、氾濫を鎮めるために水神様に祈願していたことに由来。 祭... 2023.12.30 参拝の記録・記憶民俗伝承[日本]神社龍
参拝の記録・記憶 日本龍蛇神回向の旅05 奈良県「室生龍穴神社(本宮)」 車に戻るとすっかり冷めたコーヒーを二口飲んで、県道沿いにある本宮の方へ向った。 神社はすぐに見つかった。先ほど追い抜いていった車も停まっている。 高木の茂る境内は意外と広く、入口に天を突くような大木が二柱、天然の鳥居のようにそびえている... 2023.12.25 参拝の記録・記憶神社龍
参拝の記録・記憶 龍蛇神回向の旅09 京都府「貴船神社奥宮」 終点「貴船」~ バスを下りて目についたのは大量に伐採された山肌。この貴船山は国有林となっており、全域が風致地区、一部が保安林になっているほか、檜皮の採取試験地にも設定されている。この写真の辺りは平成三十年(2018)の颱風で大規模な被害が... 2023.12.20 参拝の記録・記憶神社
神社 草津龍宮神社(広島市西区)【広島県の龍神祭祀社】 社頭を流れる御幸川 【鎮座座標】 広島市西区草津東1-15-7 (最寄り駅:広電宮島線「草津」駅) 【祭神】 三みはしらの少童わたつみ命のみこと(表うわ津少童命、中津少童命、底津少童命) 三筒男つつのお命(表筒男命、中筒男命、底筒男命) 狛... 2023.12.17 神社龍
参拝の記録・記憶 Kanagawa-Wandelinger第1話【厚木の星降り伝説】 七月半ばの東京は曇っていた。梅雨が明けきらず、路面の端が乾き切る前にまた少し雨が降る――、そんな日が何日も続いていた。 適当な朝食を済ませると布団だけ上げて少し掃除をする。天気予報を見て今日も洗濯ができそうにないなと溜息を零す。 折りた... 2023.08.25 参拝の記録・記憶
参拝の記録・記憶 Shimane-Wandelinger第4話【おろちの里】 島根県内で出雲大社周辺の荒神社を調査したさすらいは、常世神社と出雲大社を参拝後、一路東へ向かい大蛇終焉の地・木次町へ入った。斐伊川のそばにあり『風土記』にも記載される古社・斐伊神社と、ヲロチの首を埋めた霊地「八本杉」をお参りした後、偶然お目にかかった宮司さんから貴重な話を伺うと、さすらいは再びヲロチゆかりの地を目指した。 2023.07.19 参拝の記録・記憶民俗伝承[日本]神社
参拝の記録・記憶 Shimane-Wandelinger第3話【八本杉と荒れ果てた霊域】 住宅地にぽつんと取り残されたその空間は、まるでそこだけ時間の流れがずれているかのようだった。遠景を撮影し、ゆっくりと近付く。通行人が見向きもせず通り過ぎてゆく。入口の鳥居は斐伊神社のものよりも新しく、平成十一年に斐伊神社の氏子と崇敬者が奉納したことが濃い墨で書かれていた。 2023.07.16 参拝の記録・記憶神社
民俗伝承[日本] 伝説分類の研究(人柱伝説を中心に) 伝説分類の研究 筆者が今取組んでいるのは人柱・人身御供伝説についての研究であるが、研究に先立って便宜的に設定する分類の参考とするため、先行研究者の伝説分類を確認し比較考察する。 なお筆者は民俗学について独学であるため、学術的に不十分・不... 2023.06.16 民俗伝承[日本]考察
民俗伝承[日本] 『次郎五郎淵伝説と屋久島の禁忌についての一考察』 キーワード:弥山、屋久島、山岳信仰、神使、野生動物、滑落死 次郎五郎淵は広島県広島市五日市町上河内の八幡川流域にある。北には窓ヶ山(標高711メートル)があり、その麓に位置する。広島湾まで南下するとちょうど宮島に当たり、その中間に極楽寺山... 2023.03.20 民俗伝承[日本]考察
民俗伝承[日本] Hiroshima-Wandelinger第2話【二葉山の工事と大いなる黒蛇の伝説】 【二葉山の工事と大いなる黒蛇の伝説】 東照宮の西側には大蛇伝説の残る社があるということを最近知ったが、立入り禁止となっていた。 その社は黒髪山地主大明神といい、大神社と略称される。主祭神は大穴牟遅命に比定されている。昭和二十年(1945... 2023.02.27 民俗伝承[日本]神社随想録