子神社(横浜市中区)

社寺建築[細部意匠]

子神社(ねのじんじゃ)
鎮座数値:横浜市中区日ノ出町2-132
祭神:大国主命

<この神社との御縁>
横浜方面に用事があった際、地図を見ていて見つけ、名前に引かれて寄ってみた。(2021年)

狛犬:2(待機型・S3)
 
 
 

木鼻:獅子(拝殿左右)

 
 
 

蟇股:龍

 
 
 
社格:旧村社
創建:推古天皇の時代(西暦六〇〇年頃)
旧称:人入れずの宮(不入人宮)
由緒:
「中世の頃より赤門の東福寺が別当として管理」
「文禄三年の時、松平越前守が神社の霊地保護の為、御本社の四隅に禁制札を掲げ、人の入場を禁じた。」
慶応元年(1865)、大田村・原村・西中村・上大田の諸社を合祀。
明治六年(1873)、村社。
大正四年(1915)、境内拡張。

大国主命の眷属がネズミであることにちなみ、甲子きのえねの日に祭事を行う。(甲子大黒)(甲子祭:こうしさい)そこから「子の神さま」と通称されて「子神社」になったという。[境内掲示板より]
現在は八月廿一日を鎮座日として例祭に宛て、前後の金曜日を夕宮祭、日曜日を後宮祭とする。

祭神について、「出雲大社と同神」とあるが、勧請元か否かは不明。
合祀された神々についても記載なく詳細不明。境内地に関する記述はあるが、社殿についての記述も無い。大正四年の項に「諸般の設備完成」とのみある。
狛犬は昭和三年(御大典祈念)である。