サイトの概要と編集方針

<カテゴリについて>

【民俗伝承[日本]】
伝承とその変遷に着目し、歴史や文化を捉え直してみようという試みです。

【思想・哲学[東洋]】
学問としての仏教や神道を皆さんと学びつつ、宗教や文化としてのそれらを、現代の日本でどのように理解し受容すべきか、といったことまで考えてみたいと思います。
キーワードは「解釈」と「本質」です。

【社寺建築[細部意匠]】
社寺の細部意匠に興味を懐き、これまで200社以上を参拝調査してきました。
一度データとしてまとめ、今後の研究方針を定めていきたいと考えています。
「木鼻」「蟇股」「虹梁」「千木」など祭神や本尊、伝承等と関係することの多い部位に特に注目しています。他の分野に対する視点と同様に、歴史や変遷を重視するので新旧問わず注目します。

 

 

<編集方針について>

1:有意な文献を典拠とする史学的手法と、有意な文献以外を典拠とする伝承学的手法を組み合わせて考察する。(伝承を排除しない)

2:自他を問わず、諸説主張の根拠(典拠)を可能な限り記載する。

3:神社仏閣に対する視点は、宗教的な施設であることを重々理解しつつ、建築(主に細部意匠)に重点をおく。

4:特別な場合を除き、御朱印は掲載しない。

5:神社の歴史は尊重するが、祭神や旧社格で優劣をつけない。(教義として体系化されている仏教はその限りではない)

6:原始信仰の観点から産土神を重要視する。

7:研究者に対するデータ共有と、日本文化の学術的理解の増進を主な目的とする。

8:学生など若者の興味関心を惹起することも意識して構成する。(ハイレベルサブカルチャーの宗教民俗学的考察)

9:龍については幅広い題材を取上げる。