神社 【夢記003】 10月15日 旅館の温泉らしき場所に居る。山の上の方の旅館らしく、眼下に木立が広がって、そのくすんだ緑の合間を一条の川のように白い道が伸びて居る。 温泉は全体的に黒い。水に濡れたからかそれとも元からなのか判らない黒い石が、窓からなだれ込... 2024.10.15 神社
参拝の記録・記憶 【Chiba-Wanderings02】眞間の涙石伝説【千葉県市川市】 眞間まま地区にある弘法寺ぐほうじは日蓮にちれん宗の本山ほんざん(教団にとって重要な寺院)だが、その由緒ゆいしょは複雑だ。 最初に建てられたのは小さなお堂で、今を遡さかのぼること1300年、奈良時代である。遙々はるばるこの地を訪れた僧行基ぎ... 2024.10.08 参拝の記録・記憶
随想録 【夢記002】頭蓋骨、龍の人、トンビ 10月7日 夕方から降り出した雨の音を聴きながら何だか寝付けないでいる夜にこんな夢を視た。 見晴らしの良い荒野の丘に幾人かの男女が居る。遠くの方にたなびく黒雲が流れてゆく。龍の気配がある。一人の女が「あれは龍だった」と言う。 しかしそ... 2024.10.07 随想録龍
参拝の記録・記憶 【Chiba-Wanderings01】国府神社のコウノトリ伝説【千葉県市川市】 列車は江戸川の上を軽快に走った。川面かわもに響く鉄橋の音はどこか懐かしかった。 東京では乗り降りにせわしない人たちと立ち並ぶビルばかりの環状線か、時折り不快な金属音を立てる薄暗い地下鉄ばかりに乗っていたから、移動の過程を楽しむ余裕があるの... 2024.10.04 参拝の記録・記憶民俗伝承[日本]
信仰・儀礼 人柱伝説の研究②「第一章:先行研究、分類例、概要」 前回の「序章」では、民俗学の研究における問題について確認し、筆者の立場を表明した。その補足として、民俗学者は「伝説の研究」をどのように捉えているかを簡単に確認しておく。 それは伝説の研究を通じて、「信仰の世界を見出すこと」だと述べられる。... 2024.09.27 信仰・儀礼民俗伝承[日本]
鑑賞 【随想譚】『魔法少女ホロウィッチ!THE STAGE』感想【#ホロウィッチ】 初めて視たけど普通に面白かった(「ベテルギウス」良い曲!)。 これだけではあれなので、ストーリーについて少し想うところを述べてみようと思う。 <世界観設定> ホロウィッチの六人は「配信者」。ところが画面に吸い込まれて異世界へ。そこでは「... 2024.09.23 鑑賞随想録
民俗伝承[日本] 人柱伝説の研究―構造解析による比較および分類を中心に―①「序章」 序 章 一、研究の視座 研究を始めるにあたって、「民俗学には理論民俗学の分野が欠落している」という小松和彦の苦言について一考しておきたい。 ここで問われていることは、「学問の意義づけ・位置づけ」である。つまり、自分の研究がその対象学問の... 2024.09.17 民俗伝承[日本]考察
随想録 【夢記001】かみ憑く大蛇と白い龍 9月11日 「滋賀の龍神祭祀社」を公開した日の夜にこんな夢を視た。 なぜか中学校に居る。校舎内をぐるぐる歩いて居る。放課後でかなり薄暗い。教室に入りドアの陰に潜む。やって来た廊下の生徒たちにお化けの真似をして驚かす。 生徒たちが通学バ... 2024.09.14 随想録龍
信仰・儀礼 【研究ノート】滋賀県の龍神祭祀社 はじめに この記事は日本の龍神(水神)信仰史の研究の一環として、龍神を祭祀または龍の伝説を有する滋賀県内の神社をまとめ、若干の考察を加えたものである。 <凡例> ■龍神祭祀社とは次の二種をいう。①社号(新旧問わず)または祭神(主客問わず)... 2024.09.10 信仰・儀礼神社龍
民俗伝承[日本] 祇園龍穴と京都八坂神社 鎮座地:京都市東山区祇園町北側625 最寄り駅:バス「祇園」(京都駅から最も近いアクセスだが乗客が非常に多い)、京阪本線「祇園四条」駅、阪急京都線「四条河原町」駅。 旧 称:祇園天神、祇園社、祇園感神院。 旧社格:官幣大社、二十二社 0... 2024.07.24 民俗伝承[日本]神社考察
参拝の記録・記憶 尾長天満宮摂社(龍神社と水神社)の謎【Hiroshima-Wandelinger10】 JR広島駅の北側にある二葉山の麓に、十程度の寺社が点在する。そのうちの七つが「七福神」として連携、独自の御朱印を出すなどして参拝者を集めている。 特に人が多いのは鶴羽根神社で、正月三が日などには境内の半分くらいまで参拝待ちの列ができるほど... 2024.07.15 参拝の記録・記憶神社考察
随想録 「復帰」 なんとか。復帰。 近年まれに見る打撃でしたね。 自分は別に何言われてもいいんだけど、最愛の人のことをいろいろ言われて、そこに集まってる連中の下品な書込みなどみると、哀しいよりも自分が同類に思われることに耐えられなかった。 復活のきっかけは、... 2024.07.14 随想録