随想録 [2023]3/28現地取材 宮島桜 開花状況と撮影おすすめスポット 満開で見頃です。早咲きの部分は既にちらほら舞い始めています。 観光客は非常に多いですが、エリアによって多いところと少ない所があります。 <人が少ない所> 山辺の小径、大元公園はほとんど人が居ません。 <適度に人が居る所> 多宝塔周辺。... 2023.03.29 随想録
参拝の記録・記憶 日本龍蛇神回向の旅02 奈良県「大神神社」 次の目的地は大神神社だ。しかし遅延が生じたのでどうするかしばらく悩んだ末、安倍文殊院を飛ばすことにした。 移動中には何度か雲龍たちが併走してくれた。秋晴れの空の下、源氣に下校する制服を着た小学生も見かける。奈良にはまだ制服の学校が残ってい... 2023.03.28 参拝の記録・記憶神社
参拝の記録・記憶 日本龍蛇神回向の旅01 奈良県龍田大社末社「白龍神社」 ナヴィが下手なのか大阪の都市高速の表示が紛らわしいのか、とにかく大阪に入ってから迷いまくってようやく最初の目的地・龍田大社たつたたいしゃに到着したのは、当初の予定より一時間以上遅い十三時二十五分だった。 この龍田大社は「龍」の字を冠して居... 2023.03.26 参拝の記録・記憶神社龍
随想録 『WBC優勝直後の大谷選手の行動について』 WBC日本代表の大谷選手が仕合を決めた(優勝確定)後にグラブと帽子を投げ捨てたことに対し批判が出ていると聞いた。そのことについて少し書いてみる。 何が起きたか。 緊迫した決勝戦を迎えたWBC日本代表チーム、9回表1点のリードで大谷選手が登... 2023.03.23 随想録
民俗伝承[日本] 『次郎五郎淵伝説と屋久島の禁忌についての一考察』 キーワード:弥山、屋久島、山岳信仰、神使、野生動物、滑落死 次郎五郎淵は広島県広島市五日市町上河内の八幡川流域にある。北には窓ヶ山(標高711メートル)があり、その麓に位置する。広島湾まで南下するとちょうど宮島に当たり、その中間に極楽寺山... 2023.03.20 民俗伝承[日本]考察
随想録 Hiroshima-Wandelinger第8話【伝承の大海に思考の小舟さすらひて】 第8話【伝承の大海に思考の小舟さすらひて】 大蛇伝説の残る山の工事で八ヶ月の間に六回も掘削機の刃が折れたという事実は、酒で眠らせた八岐大蛇を斬り刻んでいくと尾の辺りで剣が折れたという神話を否応なしに思い出させる。 だまし討ちで八頭のオロ... 2023.03.18 随想録
民俗伝承[日本] Hiroshima-Wandelinger第7話【多度神社の一目連】 【一目連/天目一箇命】 ところで、大神社とは別件で天目一箇命あめのまひとつのみことについて調べて居たところ、柳田國男による興味深い報告を見つけたので、少し長いが引用して紹介する。(註釈は省き、改行と句点・読みかなは適宜施した) 伊勢桑名... 2023.03.17 民俗伝承[日本]考察随想録
社寺建築[細部意匠] 浅草神社(東京都台東区) 浅草神社 あさくさ-じんじゃ 鎮座地:台東区浅草2-3-1 (最寄り駅:銀座線・伊勢崎線(東武スカイツリーライン)/浅草駅) 祭神:土師眞中知命、檜前濱成命、檜前武成命、 (徳川家康?、倉稲魂神?、大國主神?) 【概要】 なんの神さまか、... 2023.03.16 社寺建築[細部意匠]神社考察
斜読・書評 【斜読書評】菊地浩平『人形と人間のあいだ』(NHK出版/2022) 菊地浩平『人形と人間のあいだ』(NHK出版/2022) NHKで放送された人形文化の研究者による十三回の放送内容をまとめた雑誌。 若手の学者らしく古来の人形だけでなく現代カルチャーにおける人形的なモノにまで言及している。というより、人形を... 2023.03.13 斜読・書評
考察 Hiroshima-Wandelinger第6話【『廣島市史社寺史』の不可解な表記】 【『廣島市史社寺史』の不可解な表記】 寺社を紹介している『猫の足あと』というサイトが「日通寺」の項で典拠としていた『廣島市史社寺誌』について調べてみた。 幸いなことに国立国会図書館がデジタルデータで公開して居たのですぐに読むことができた... 2023.03.10 考察随想録
考察 Hiroshima-Wandelinger第5話【鬼門と天台宗】 【鬼門と天台宗】 大神社の付近で撮影した散策案内地図に「太陽の石」なるものを見つけた。 検索してみたところ、「龍穴」とするブログが幾つかヒットした(加えて「大地の石」なるモノもあるという)。しかし例によってありがちな話だが、その情報の典... 2023.03.09 考察随想録
神社 Hiroshima-Wandelinger第4話【山と海の境界―南区】 【山と海の境界―南区】 陸地側から瀬戸内海を見渡して件の島々は確かに見えるようだ(高層建築の無い時代にはより一層見通しが利くだろう)が、それでもその島並が大蛇のようだというのは余りに苦しかろう。 ただ海上交通の際の何らかの目印にされた可... 2023.03.05 神社考察随想録